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交通裁判に行って来たよ。 [怖いはなし]

ついに裁判所出頭の日がやってきた。
電車に乗って、裁判所に向かう。駐車場がないっていうから、徒歩で行った。
大きな建物の前に「裁判所」と書かれている。玄関の前に行ったら張り紙がしてあった。

「交通裁判の方は、あちらへ・・・。」だって。
大きな裁判所の建物の脇に、平屋のちっちゃな建物がある。どうもそこらしい・・・。
中に入ってみると、すでに沢山の人が・・・。
そして、こんな張り紙がしてあった。

「交通切符で出頭された方へ」

手続きは、次の順序で行います。

  ① 受付
  ② 警察
  ③ 警察庁(取調べ)
  ④ 裁判所
  ⑤ 警察庁(罰金の徴収、免許証の返還)
    (終了)


「わたし、この間警察行って取り調べ受けたし、今日は、④からという事なのかなぁ・・・。」
とボンヤリ考えながら、あたりを見回してみる。

建物の中には、三つの扉と、二つの窓口がある。それぞれに
  ① 受付
  ② 道交事務室(警察)
  ③ 道交事務室(警察庁)
  ④ 道交事務室(裁判所)
  ⑤ 罰金徴収室
と書かれている。

「どういう事なんだろう・・・。額がわからないから罰金なんて持ってきてないし・・・。」

8時30分、①の受付と書いてある窓口が開いた。
「おはようございます。こちらに並んで受付をして下さい。」

誰も一言も発さず静かに並ぶ・・・。私は、31番目。

しばらくすると②道交事務室(警察)と書かれたドアが開いた。
「番号を呼びますので、呼ばれたら中にお入り下さい。」

どんどん呼ばれてついに私の番が・・・。
中に入ると警官がズラリと並んでイスに座っている。その前に一人ずつ座ってなにやら話をしている様子。私も一人の警官の前に座る。

初老の警官がニッコリと笑って、
「どうして止めちゃったの?今は色んな事あるし、ちゃんと駐車場に止めないとダメだよ。これから気をつけてね。じゃ、免許証出して。今日はね、あと二回呼ばれるからね、最後に罰金払って免許証を返してもらえるから。」
と言った。

「ふ~ん、やっぱり①から⑤まで順番にやるんだ・・・。」
この時点で違反者は100人を越えている。狭い中に100人以上がひしめいている。女性もけっこう多い。みんなが駐車違反なのかと思っていたら、そうじゃないみたい。人はいっぱいいるのに中はシーンとしている。

かなり長い事待たされて、③の警察庁からお呼び出しが・・・。
ここでは、前に警察で書かれた調書を読まれ、
「・・・に間違いありませんか?」
「裁判を起こすことも出来ますが、本日略式裁判を受けることに同意される場合は、ここに氏名を書いて認印を押して下さい。では、裁判所から呼ばれますから、それまで待合室でお待ち下さい。」

次は裁判所から呼ばれるんだ・・・。
部屋に呼ばれて、
「被告人こころんに、罰金○○円を申し渡す。」
とか言われんのかなぁ~。

緊張して待っていると

小柄なおじさんがトコトコとやってきて、前に立ち
「お待たせしました。裁判所ですぅ~。番号を呼びますので、前に出てきて、書類の氏名、生年月日の確認をして下さい。その後⑤番窓口で罰金を払って、免許証を受け取って下さい。」
と言って、番号を呼び、一人一人にピンクの紙を見せ、なにかごしょごしょと言っている。

近くに言って聞いてみると
「名前、生年月日に間違いありませんか?え~と、罰金は1万5千円です。」
と金額を言っていた。

金額っていうのはもう決まっていて、それを言われるだけなんだ・・・。わたしは、裁判官に、「うちは貧乏なんで少しまけて下さい。」ってお願いしようかと思ってたのに・・・。

やっとわたしの番が来たときには、もうお昼になっていた。
「え~と、31番さん、罰金は4万円です・・・・。」
最後の⑤の窓口に行く。
「今日は、お金を持ってきてません。」
というと別室に呼ばれ、そこで納付書の発行の手続きをする。

「いや・・・、この物入りの年末に厳しいっすよねぇ~。」
「そうですねぇ・・・。」

とても物腰の柔らかい方で、ささくれだったわたしの心も少しは落ち着いたのでした・・・。


こうして長い長い、裁判所での一日は終わったのでした。

家に戻って、もらった書類を眺めてみる。

「主文、被告人を罰金4万円に処する。これを完納することができないときには
金5000円を一日に換算した期間被告人を労役場に留置する。」

と書いてある。

「ゆうぱぱ見て見て、こんなこと書いてあるよ。」
「どれどれ、一日5千円かぁ・・・、という事は8日間留置所で働いたら、4万円払わなくて済むんじゃないのか?」
「へぇ・・・・、刑務所って三食付きだよね・・・・。」


 

迷ったりする・・・。

 


 

 


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長時間駐車違反って?! [怖いはなし]

11月のある朝・・・
「行ってきまぁ~す!」
と、元気よく出て行ったゆうパパが怖い顔をして戻ってきた。

「おいっ、車にこんなものがっ!!!!」


長時間駐車違反 出頭通知書


          ← うっすらと「保管法」って見える?

「何これ?何で?何で?」
「駐車違反とは、違うぞ。保管法だから、厳しいかもな。」
「え~っ、何? 長時間駐車違反って? 自分のうちの前じゃん、それに、ここ駐車違反区域じゃないでしょ? 何でェ~?」

ゆうぱぱが会社に出勤した後、調べてみた。

「・・・たとえ駐車してよい場所であっても長時間の駐車は禁止されています。昼間は引き続き12時間以上、夜間は引き続き8時間以上の駐車していると車庫法違反(長時間駐車の禁止)の対象となり、20万円以下の罰金と違反点数2点が科せられる。(自動車の保管場所の確保等に関する法律第11条)

「・・・道路交通法での駐車違反は、「青キップ」が切られ、反則金納付ですみます。しかし、車庫法による駐車違反は、警察に出頭となり「赤キップ」が切られ、罰金と違反点数も付加されます。 刑事罰として前科になり、そして免許更新時には違反者講習受講のオマケまでも!」

「にっ、20万円・・・、ぜっ前科者・・・」

「長時間駐車違反なんて、知らんわ、どうしよう~!!!!!!」

 

ゆうぱぱと、あれこれ調べて相談した。

「ネットで調べたけど、違反点数3点っていうものあるし、2点って書いてあるのもあるし・・・、罰金は、だいたい4万~5万、うちは、夜間に引っかかったから多分4万かな・・・。」
「この年の瀬に厳しい・・・。」
「裁判起こしたら、98%は不起訴になるって書いてあるのもあるぞ。」
「でも、不起訴にならなかったら、お金かかるんでしょ?」
「不起訴になったらお金はかからんぞ。」

 

そして・・・

とりあえず、私が警察に出頭して話を聞きに行くことにする。

わたし 「調書取られるって書いてあるよ。取調室みたいなトコに
      連れて行かれて取り調べられるのかな・・・。暗い部屋で
      電球向けられてさぁ~、そういう時はやっぱ、カツ丼が出
      てくるのかなぁ・・・。」

ゆうぱぱ 「出たら、食ってこいよ!」
わたし 「やっぱり?」

 

翌日・・・

ドキドキしながら、警察署に出頭する。
出頭通知書を見せたら、
「こちらにどうぞ」と別室に通された。

「ここが、取調べ室なのかな・・・。別に暗くないし、普通の部屋だな。」
とか思っていると、無表情の警官が2人入ってきた。

「これから調書をとりますので、正直に答えて下さい。」

と供述調書と書かれた用紙を取り出して、書き始めた。

しばらくすると、年配の女性が警官に伴われて部屋に入ってきて、ついたての向こう側に座った。調書を取られている様子でごしょごしょと話していたけど、
とっ突然・・・
「申し訳ありませんでした・・・。」
と、その女性が号泣し始めた。

「うっそぉ~?!なんか嫌な雰囲気だ・・・。」
その号泣の中で、私の取調べは続くのだ。

そして・・・

「この日、夜20時41分から、翌朝6時06分まで、あなたがこの場所に車を止めた事に間違いありませんね。」

「え~と、夫か私だと思いますが、どっちが止めたかは、はっきりとは・・・。今日は、とにかく話を聞きに行ってこいと夫に言われたものでして・・・。」

途端に・・・

「代理での出頭は認められませんよ。どっちが止めたか分からないなんてありえないでしょ!どっちが止めたかはっきりして下さい。あなたでないなら、後日ご主人が出頭して下さい。」

急に大きな声で言った。

と、なぜかビビリまくりだった私のこころが、スーッと落ち着いたのだ。

「とりあえず、どういう事なのか教えて下さい。」

そう言ったら、警官もこれからどういう流れになるのかとか、違反の点数の事なんかを説明してくれた。

・・・そうか、2点減点か・・・。どうしよう。ゆうぱぱは、そう何度も出頭できないし、まして、今現在点数ギリギリだから、2点も減点になると免停まであと1点になっちゃうし、私なら、ゴールド免許だから、ここは、私ということにしておこう・・・。


わたし 「私が止めました。」(あっさり)

警 官 「えっ?」
わたし 「私が、20時位に家の前に止めました。」
警 官 「間違いないですか?」
わたし 「はい・・・。」

 

そして・・・

警 官 「・・・以上間違いなければ、ここに拇印を押して下さい。」
わたし 「拇印・・・、なんか犯罪者みたいですよね・・・。」
警 官 「・・・・・・・・。」


わたし 「一つ聞いてもいいですか?」
警 官 「どうぞ。」
わたし 「同じ道路で、何台も車が止まっいて、大丈夫だった車とか
      警告だけで済んだ車があるのに、何故うちだけ駐車違反を
      取られたんでしょうか?」

警 官 「動いてなかったからですよ。」
わたし 「えっ?」
警 官 「チョーク引いてあったでしょ?」
わたし 「いや、引いてないです。」
警 官 「引いてありますって
わたし 「はぁ・・・」
警 官 「チョークから動いてたら、違反を取ることは出来ないです。
      あなたの車も夜の20時すぎの時には警告のステッカーを
      貼られていたはずです。
      翌朝6時すぎの段階でチョークの位置が動いていないのを
      確認してから、駐車違反のステッカーに張り替えられたん
     ですよ。」
わたし 「動かせば良かったんだ・・・。」
警 官 「そうじゃなくて、ちゃんと駐車場に止めて下さい。
      わかりましたか?」

わたし 「・・・・・・・はい。」

警 官 「それでは、指定された日に裁判所に出頭して下さい。必ず
      違反者本人が出頭して下さい。そこで三者裁判が行われて
      罰金の額が決定されます。」

わたし 「あの~、やっぱり4~5万円ですか?」

警 官 「わたしたちは、分かりません。」

わたし 「罰金って、分割は出来るんですか?」

警 官 「罰金の分割は出来ません。ただ期間の延長はできると
      思います。あとは裁判所で相談して下さい。」

わたし 「はい・・・。」

 

こうして、わたくし、前科者こころんは、後日裁判所に出頭する事になっ
たのでした。
裁判所での話は、また次回・・・。


 


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ちょっと涼しくなる怖い話・・・(沖縄のアパート編) [怖いはなし]

暑い・・・。

みなさま暑中お見舞い申し上げます。

暑い毎日が続いて、こころんは、干からびてしまいそうです・・・。

あまり暑いので、ちょっとだけ涼しくなるお話・・・。

 

そう・・・

それは、今から16~7年程前のことだったかなぁ・・・。(稲川淳二風
                                         *名前をクリックすると『稲川淳二オフィシャルサイトに
                              飛ぶよぉ~!怖いものお好きな方はどうぞ!
                              私は怖いものダメですが・・・^^;

わたしは、沖縄の那覇市にアパートを借りて住んでいました。
古いアパートで私の部屋は3階の端っこで、斜めになった屋根がそのまま部屋の形になっているようなちょっと変わった感じのアパートでした。


住み始めてしばらくたった、ある夜、夜中にふと目を覚ますと、なにか妙な音がする事に気がつきました。

 

「ペタペタペタ・・・、ペタペタペタ・・・・、ペタペタペタペタ・・・・・」

 

それは・・・

 

台所の方から聞こえていました。

「なんの音だろう・・・。」
最初は、よくわからずそのまま眠りについていましたが、それからその音は毎日のように聞こえるようになったのです・・・。

 

「ペタペタペタ・・・、ペタペタペタペタペタ・・・・・」

 

それは、ビーサンで台所を歩き回っているような音でした。

 

「ペタペタペタ・・・・・・、ペタペタペタペタ・・・・・・・」


 

足音は、台所をウロウロと歩き回り、そのうちスーッと聞こえなくなるのでした・・・。

 

 


ところがある日・・・

 

 

「ペタペタペタペタ・・・・・、ペタペタペタペタ・・・・」

 

 

いつもなら、台所を歩き回り、足音は消えるのに、

 

 

「ペタペタペタ・・・・・、ペタペタペタペタ・・・・・」

 

 

その足音は、台所から・・・

 

私の眠っている部屋へ入ってきたのです。

 

 

「ペタペタペタ・・・・、ミシッ ミシッ ・・・・・・・」

 

 


ゆっくりと


足音は、近づいてきました・・・。

 

 


怖くて、
目をギュッと閉じて

 

動けませんでした・・・・。



 

「ミシッ ミシッ ミシッ・・・・」

 

 

その音は、

 

私の顔のすぐ近くで止まり

 


あきらかに

 

上から私の顔を覗き込こんでいる・・・・・・

 

 

息ができない・・・

 


心臓の音が聞こえたらどうしよう・・・・

 

 

怖い・・・

 

 

 

どれほどの時がたったのか

 

覗き込まれているような気配が

スッーとなくなり、

布団の横を



「ミシッ ミシッ ミシッ・・・・」


と、歩く音が聞こえ

 

その気配と足音はなくなったのでした・・・。

 


あまりの怖さに翌日、当時バイトをしていた会社の同僚に恐る恐る話してみました。

「あいぃ~(沖縄の驚きの表現)、その部屋さぁ、お札とか貼ってない?」
「あっ、貼ってる! これなんだろうって思ってたんだよね・・・。」
「部屋は、どんな感じなの?」

私の部屋の間取りを一通り説明すると、

「それさ、きっと霊の通り道さぁ~。」

「霊の通り道?!」

            
          沖縄のアパート

                 間取り図
        
                       この押入れ、いかにも後付けのようで、押入れ
                              の中に、窓があったんだよ。風通し良くて、それ
                              はそれで良かったけどね~^^

私は、風が抜けて涼しいので、いつもこの風の通る場所にキッチン側に頭を向けて、布団をひいて寝ていました。
足音は、キッチンをうろついてから、部屋に入り、ベランダに抜けて行ったのでした。

「こんな時はさぁ、塩をまいたらいいさぁ~、普通の食塩じゃダメだよ。沖縄のシママースがいいさ。まず、お塩をまいてお払いしてから、玄関と部屋の入り口に盛り塩をしたら大丈夫さぁ。」

 

うちに帰ってすぐに、まずキッチンに祈りながら沖縄の塩をまきました。
そして、玄関と部屋の入り口に盛り塩をしました。


「どなたか存じませんが、どうか、もう来ないで下さい・・・・、成仏して下さい・・・。」

 


その夜・・・

 

足音はやってきませんでした。

 

 
その日から、足音はピタっと止まったのです。

 

そしてその後、3年程は、そのアパートにお世話になりました。

  

ビーサンを見ると思い出す、沖縄の怖い思い出・・・。
みなさんも家の中で、風が良く通り抜けるような箇所には気をつけて下さい。


もしかしたら、

そこは、

霊の通り道かもしれません・・・。

 

 

ペタペタペタペタ・・・・・ 

 


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夏が近いので・・・。ちょっと怖いはなし。 [怖いはなし]

本州(伊勢志摩の辺り)をバイクで走っていたときの事。

いつもだいたい四時位になったら、宿泊場所を探し始める。この時は、もう夏は過ぎ去り、季節外だったので閉まっているキャンプ場も多く、なるべく早目に現地に行って設営できるかどうか確認しようと思った。

「どこにしようかなぁ。」と地図を眺めていると、

平家の里キャンプ場というのが目に入った。近くの町からけっこう山に入った感じの場所。

「静かそうだし、いいかも!」

そのキャンプ場を目指す事にした。

市街地を抜けて6キロ位走った頃、広々としたキャンプ場が見えてきた。だ~れもいない。

「静かで良さそう。まずは、水のチェックだ。」

水さえ出れば、怖いものなしさ。水場に行って、蛇口をひねってみる。冷たい水が勢い良く出た。

「おぉ~、水が出る!ラッキー!」

水が出るのを確認してから、キャンプ場内にある管理棟みたいな建物の脇にテントを設営。こうすれば万が一雨が降っても屋根の下なので安心安心!

テントも張って、バイクから荷物も全部降ろして、一段落。

「さて、まだ明るいし、ちょっと散歩でもしょう!」

夏場はきっと混雑してるんだろうなこのキャンプ場。緑がいっぱいで広々としていて本当に気持がいい。しかも人里から離れているから車の音もしなくて、とっても静か!

のんびり、ブラブラしていると、立て看板があるのが見えた。

この辺りの説明でも書いてあんのかな~と思って、寄ってって、読んでみた。

「ここは昔、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家の落人が逃げ延びた場という伝説が・・・・・・」

 「うえっ・・・!?こっ・・・怖~いっ!!」

 

パッと辺りを見回す・・・。


「シー・・・・・・・・・・ン」


どうしよう。今からまたバイクに荷物を積みなおすか・・・。

でも、荷物、全部降ろしちゃったし、テントも張っちゃった・・・。

どうしよう・・・。

だっ大丈夫だよ。そんな、一泊だけだし・・・。

とにかくご飯を食べて早く寝よう。寝ちゃったらいいんだよ。そうそう、寝ちゃったら、すぐ朝になって、ここを早くに出発すればいいんだ。そうだ、そうしよう。朝一でここを出たらいいんだよ。

静かな自然を楽しむ気持も、こっぱ微塵に消えて、すぐさまテントに戻って夕食のしたくをする。

とにかく明るいうちに全部終わらせよう。ご飯を食べて、顔を洗って歯を磨き、シュラフに潜り込む。あとは、ウォークマンを聞きながら寝よう。早く寝よう・・・。

 

 

 

 

 

どれ位たったのかわからないけど、ふっと、目が開いた。

 

 

随分寝ていたような気がするんだけど・・・。

 

 

 

あれ?

 

 

 

なんか・・・

 

 

 

 

人の話し声が聞こえる・・・。

 

 

 

しかも

 

 

 

 

 

 

すごい沢山の人たちの話し声が・・・・・・・・・。

 

 

 

 

だんだんと目が覚めて、頭が冴えてきた。

「なんで、こんな真っ暗なのに、大勢の話し声が聞こえるんだろう・・・。」

背中に冷たい汗が流れ始めた・・・・。怖くて時計を見る事もできない。体が硬直してしまって、動かない。

 

はっと気がつくと、ウォークマンから音楽が聞こえている。そうだ、ボリュームアップだ!ガンガンを鳴り響く音楽を聴きながら、なんとか目をつぶって音楽に集中しようと頑張ってみる。

「きっと、私が寝た後から、団体さんが来て、キャンプをしているに違いない。みんなで輪になって楽しんでいるんだ。絶対そうだ。たくさんの人でキャンプファイヤーかなんかをやっているんだ。」

 

目をつぶっても、眠られない・・・。一生懸命考え事をする。
考え事をしていたんだけど・・・・、

 

ある事に気がつく。

 

 

 

 

ウォークマンの音の他に何か聴こえる・・・・。

 

 

 

ガンガンと鳴り響くウォークマンの音の他に

 

 

 

 

はっきりと

 

 

 

 

 

 

笛の音が聞こえる・・・・・・・!?。

 

 

 

 

 

テントの上30~50cm位の所を笛の音がグルグルと廻っている!?

 

 

 

「ピーッ・・・・ピーッ・・・・・・・」

 

 

 

 

それは、ハッキリと聴こえた。横笛のような音。二つの音がテントの上を廻っている・・・・・。

 

 

 

 

 

たっ

 

 

 

 

 

 

助けて~(TOT)

 

 

 

 

 

「かっ神様、助けて助けて、許して許してぇ~・・・・」

 

 

 

 

 

どんなにボリュームをアップしても、

 

 

 

その音はハッキリと聴こえた・・・・・・・・。

 

 

 

 

怖~い怖~い

とにかく、シュラフに潜り込む。

「少しでも明るくなったら出発だ。明るくなったら、大丈夫。早く、お願い、太陽さん早く来て~!!!!」

 

 

 

 

シュラフの中で、どれ位時間が経ったのか・・・・。

暑いし、息苦しくなって、シュラフからちょっと顔を出して見る。

テントの外が少しずつ明るくなってきた。

「あっ」 もう、音も聞こえない。

「朝だ~!、朝だ~!助かったぁ~!」

 

でも、すぐに外に出るのは怖い。じっーと耳を澄ませてみる。

「何も聞こえない。」

テントのチャックを開けた途端、バサッと何かが落ちてきてもイヤだから、テントを軽く揺すってみる。

なにもいないようだ。

大丈夫か・・・。

「ゴホン」

ちょっと咳払いもしてみる。

よしっ

今だ!それ~っ!!!

思い切ってチャックを開けて、外に出てみる。

やっぱり

 

 

誰もいない・・・・。

 

 

誰かがキャンプをした気配もない・・・・・。

 

 

 

「早く、逃げよう。」

 

今までにこんなに早く荷物を片付けたことがないって位、超猛スピードでテントをたたみ、荷物をバイクに積み込み、出発。

 

近くの町まで山道を6キロ走る。

 

道中、誰一人とも出会うことはなかった・・・・。

 

 

 長いキャンプ生活で、こんなに怖い思いをしたのは、後にも先にもこの時だけである。

 

季節外に勝手にキャンプをした私に、平家の落人の皆さんが、注意を促しにやってきたのか・・・・。

 

いったいこれは、夢だったのか、現実だったのか・・・・。

 

 

 

怖いお話でした・・・。


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